不妊治療・体外受精と育児休業

奥さん

セレブたちの不妊治療の記事を読んで考えた

ここ数日、普段どおりに仕事と家事をこなしつつ、ずっとモヤモヤと考え込んでいました。
きっかけは、数日前に↓↓↓の記事
『体外受精(IVF)の経験について率直に語ったセレブ8人』を読んだこと。

体外受精(IVF)の経験について率直に語ったセレブ8人
挑戦を続けた人も、不妊治療を卒業した人も。一人でも多くの人の心の支えになるために、その体験をシェアしてくれたセレブたち

記事の中では誰もが知るセレブ達が、自らの不妊治療、特に体外受精について語っています
ショーちゃん(赤ちゃん)の妊娠が発覚してからのドタバタですっかり忘れていた、不妊治療や体外受精の記憶のアレコレが吹き出してきました。

記事中のセレブは例えば…

バラク・オバマ前大統領夫人のミシェル・オバマさん。

自伝『マイ・ストーリー』で、…自身が体験した流産や、不妊治療について明らかにしているミシェル・オバマ。
…「出産可能年齢というのは実際に存在するのだ、と思いました。当時私は34~35歳くらいでした。私たちは体外受精を受ける必要がありました」

https://www.elle.com/jp/culture/maman/g30883599/celebrity-ivf-200212/?slide=1

僕たちも同じです。
不妊治療は、
基礎体温を計り、排卵のタイミングに合わせて仲良しするタイミング法
→ オタマジャクシをシリンジで注入する人工授精(AIH)
→ 体外でオタマジャクシと結びついた卵を母体に戻す体外受精(IVF)
っていう順に進みます。

体外受精をしても、高齢では妊娠率は低い。さらにウチもそうだったように、妊娠したとしても油断できず、悲しいことに流産する場合もあります。

でも今の日本には、「妊娠・出産後」の夫婦に対する援助の仕組みは充実して来ていても、我々のような高齢出産を目指す夫婦の不妊治療を無条件で援助する仕組みはほとんどありません。例えば東京都の助成制度も、条件に合わず我々には使えないものでした。

東京都特定不妊治療費助成の概要 東京都福祉保健局

でも、子供を望んでいるのになかなか恵まれない夫婦を放っておいて、果たして子供は増えるのでしょうか?
もっと自治体や会社が競うように不妊治療を援助してこそ、社会の道が拓けるように思われます。

例えば、丹波篠山市にあるタマル産婦人科の生川伸二先生は、
・不妊治療を受けた人の妊娠率は高い
・不妊治療への援助を増やすべきだ
と述べておられます。
そして、そうやって少子化解消することが、地域の医療崩壊を食い止めるとも。

そして、根本になる少子化対策をしなければならない。タマルでは一般不妊治療を行っているが、治療を受けた人の大半は妊娠する。現状、丹波篠山市は高度不妊治療に対する助成は行っているが一般はない。一般もカバーすることでもっと出生数は増えるはずだ。

https://tanba.jp/2019/10/%e7%97%85%e9%99%a2%e5%86%8d%e7%b7%a8%e3%81%ae%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%80%8c%e5%88%86%e5%a8%a9%e4%bc%91%e6%ad%a2%e3%81%af%e5%bd%93%e7%84%b6%e3%80%8d%e3%80%80%e7%94%a3%e7%a7%91%e5%8c%bb%e3%81%ab%e8%81%9e/

行政や企業経営者の方には、ぜひ考えて欲しいですね。

女優のブルック・シールズさん。

体外受精は一度では上手く行かず、何度もトライ。ブルックは「周りの人はみんな妊娠していきました。(中略)子どもが出来た人を素直に祝福できなくなりました。
ブルックと彼女の夫は2002年夏に最後の体外受精を受けることを決意。結果、4つの凍結した胚のうちのひとつが育ち、長女ローナンが誕生した。

https://www.elle.com/jp/culture/maman/g30883599/celebrity-ivf-200212/?slide=6

そう、不妊治療の期間が長くなると、気持ちがギスギスして来るんです。ウチがお世話になった病院にはカウンセラーさんが居て、ずいぶん助けられました。でも、成果の出ない不妊治療に追い詰められ、孤独に戦っている夫婦もずいぶん多いのでは?

ここで必要な「援助」とは、金銭的なものだけに留まりません。長く、先が見えず、成功するとは限らない治療に伴走してくれるような心理面でのケアも大事です。

さらに、歌手のセリーヌ・ディオンさん。

2001年に男児を、2010年に双子の男児を出産しているが、いずれも体外受精で授かっている。一人目は一度の体外受精で出産まで経過をたどったが、双子の時は最初のようにはいかず、体外受精の回数は6度に及んだという
2010年の米誌『ピープル』のインタビューでは一日置きのエストロゲンの貼り薬、血液検査、日々のホルモン注射など、体外受精を受けるまでの多岐にわたるプロセスの負担の大きさについても語っている

https://www.elle.com/jp/culture/maman/g30883599/celebrity-ivf-200212/?slide=7

そう、奥さんの大変さもキツい。
体外受精ともなると、ホルモン剤の自己注射をし、タイミングによっては緊急で病院に行き…と、心身、金銭や時間面で、多大な負担を強いられます。

流産を体験することの心理的な辛さは、今回みたいに無事に妊娠したとしても後を引いています。また前みたいなことになるのでは!?という不安は、正直ずっと付きまとっています。

不妊治療をオープンにできないのはナゼ?

不妊治療をしている人にとっては当たり前のことも、それ以外の人には「なんのこっちゃ?」という感じでしょう。そのせいで誤解を受けることも多々あります。

今回の記事では、セレブたちが自分の体験を語ってくれました。
こうして有名な人達が発信してくれることで、多くの人に不妊治療の身体的、金銭的、心理的、時間的な負担の重さが伝わるといいな、と思います。

コメント

  1. […] […]

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