出産編4~苦闘の分娩~

奥さん

果たして帝王切開になるのか!?
最後の陣痛促進剤を投与して15分後にドクターが確認すると…

ミラクル発生!

午後9時15分、ドクターの内診の結果…「自然分娩可能!」とのこと。子宮口が十分に開いているという判断です! 9割方、帝王切開になると覚悟していたけど…まさにミラクル

しかし、状況は予断を許しません。今朝5時の入院から既に16時間経過。お腹が痛いとうめき始めた時間から数えれば、とっくに1日以上が経過しています。
ましてやその間、殆ど水しか摂れていない(点滴はしたけど)ことを考えれば、奥さんの消耗はいかばかりか。

いきむ

ということで分娩に移る。アタッチメントが付けられてベッドが分娩台にトランスフォーム!ソファや椅子が運び出されて医療機器が搬入される。
ドクターが一人(部屋を外すときもあり)と、助産師さんが2~4人(交代しながら)の手厚い体制で分娩する。

K病院では、本や漫画でよくある「ヒッヒッフー」的な呼吸法は使わず、陣痛が来たタイミングで助産師さんの掛け声に従っていきむ

息を吸って、吐いて、吸ってーーー、止めて、、、はいいきんで!

奥さん
奥さん

んんん!!!

(声を出さずに目を見開いてふんばる)

本当につらそう。でも助産師さんは手を緩めない。

頑張って、はい続けて、苦しかったら息を吸い直してまたいきんで!

分娩開始からしばらくは、上手く行きそうで最後の壁が乗り越えられない時間帯が続く。赤ちゃんが降りてきて頭が見えるところまでは来るんだけど、痛みが強くて息を整えているうちに引っ込んでしまったり。
とにかく腰と背中が痛い。原因は、降りてきた赤ちゃんが当たっている。なので赤ちゃんを出すしか解決策が無いが、痛くていきめない。さらに足の付け根も攣ってしまう。

苦闘のはて…

最初のドクターの見立てでは午後9時半。それが気づけば11時過ぎ。もう奥さんの体力の限界が近く、助産師さんの呼び掛けへの返事の声も小さくなり、頷くだけになってしまう。赤ちゃんの心拍も、ここまでは順調だけど、ずっと元気で居るとは限らない。 停滞感が漂ってきた午前0時前になって、ドクターと助産師さんが盛んに声を掛け始めた。いよいよラストスパートと決めたらしい。逆に言うと、ここでダメだったら帝王切開に移行するつもりだったのかも。

奥さんは必死で踏ん張ってそれに応える。目を見開いて

奥さん
奥さん

んんんんんん!!!

ついに頭が出てきた。
ドクターは、次のいきみで取り上げると宣言。会陰切開術を施し、痛いはずの奥さんももう痛いとも言わず唇を噛みしめるだけ。

そして最後のいきみ、肩が出てきて、吸引の力も借りて、ついに出産!
ぬるりと出てきた!

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